JAぎふは12月4日、ドライブスルー販売にキャッシュレス決済を初めて導入し、新米「蔵出米(ハツシモ)」の引き渡しを行いました。
各国で新たな変異株であるオミクロン株による流行が懸念される中、ドライブスルー販売とキャッシュレス決済を導入することにより、接触機会をさらに減らした販売方法と労働力削減の実現をめざしています。今回のキャッシュレス決済導入では、会計時の作業効率につながったことにより、2020年度の引き渡し箇所の倍となる8カ所での実施が可能となりました。
今回はQRコード決済を取り入れ、非接触型接客を進めながら幅広い世代がドライブスルー販売や直売所などに訪れる環境を整えることで農畜産物販売促進を図りました。QRコード決済導入により、現金精算に比べ1分から30秒ほど早い決済が可能となりました。
「蔵出米」はJAが全量買い取り、消費者に直接販売することで中間段階の流通経路が省略されコスト削減が可能となり、生産者の所得向上と消費者が安価に購入できることで米の消費拡大につなげるため、「ハツシモ1万袋(1袋30㌔)」「コシヒカリ3000袋(1袋30㌔)」の販売を2015年から始めています。2021年は2015年の約1.6倍の約2万袋を販売する予定です。
この日は、JAぎふの4つの営農経済センターが8カ所で事前に予約した「蔵出米」の会計が済んでいる消費者の自動車に「蔵出米」を積まれました。8カ所で246人475袋(14㌧)の購入がありました。