岐阜県山県市にあるJAぎふの「山県ばすけっと」は岐阜バスが運営する山県バスターミナルと10月30~31日の両日、温室効果ガスの排出量の削減に向けた公共交通インフラによる「カーボンニュートラル(脱炭素社会)」の実証実験に乗り出しました。
岐阜バスでは、山県バスターミナルと大型商業施設「モレラ岐阜」を直通の路線で結ぶ「山県モレラ線」を10月に開通しました。この路線開通を記念し、「モレラ岐阜」がサテライト店舗を開催することをJAぎふに提案。この提案をきっかけに、JAぎふが多くの人が訪れる同施設への路線バスに人とモノ(商品)を一緒に運ぶ新たな挑戦として「貨客混載」の構築をめざすことを目的に、岐阜バスに呼びかけ実現しました。今後は岐阜バスの停留所に隣接する施設などに、サテライト店舗を開く予定です。
10月30日の朝、山県バスターミナルで搬送用コンテナに詰めた「栗のパウンドケーキ」2ケースをバスの座席に固定し、一般乗客と一緒に「モレラ岐阜」まで運びました。
「モレラ岐阜」1階のオレンジプラザで、「山県ばすけっと」「岐阜バス」「山県市」のブースに分けられ、加工品やお得な乗車券、山県市のキャラクターなどが販売され、多くの人で賑わいました。