徳山とうがらし連絡協議会は8月26日、生産が一度途絶えたとされる幻のトウガラシ「徳山とうがらし」の目揃え会をJAぎふ根尾支店前の倉庫で開き、同会員、岐阜農林事務所、JA職員ら23人が参加しました。
徳山とうがらしは、岐阜県揖斐川町の徳山ダムが建設され湖底に沈んだ旧徳山村で栽培され、消えたとされていた幻の激辛のトウガラシ。一般のトウガラシの1.6倍あると分析された“辛さ”が特徴です。
この日は今後の管理や栽培のポイントを学ぶとともに、出荷時の注意事項や方法などの統一を図りました。今季の生育は、8月の長雨で果実の腐りや枝が折れてしまうなど予定していた時期に収穫できず出荷量にも影響があったが、特徴である辛さや旨みは十分です。
青トウガラシ・赤トウガラシは約300㌔が10月中旬まで。10月中旬から約500㌔の生トウガラシを乾燥し干トウガラシとして出荷される予定です。
写真=出荷規格を確認し、目を揃える会員ら