本巣市(糸貫・真正地区)の梨生産者で構成される本巣市梨振興会は8月4日、JAぎふ糸貫選果場で梨「幸水」の出荷がスタートしました。初日には300ケース(1ケース5㌔)をJAぎふの産直施設へ出荷しました。2021年度産も高糖度で良品質な梨に仕上がっています。
本巣市梨振興会では、地元の人に梨を食べてもらう地産地消にこだわり、JAぎふの糸貫農産物販売所で販売しています。市場出荷は収穫して流通過程で熟させるが、販売先をJAぎふの産直施設だけにすることで樹になったまま完熟させた果実のみを出荷することが可能となります。そのため、高品質で甘みが強い梨は出荷日に産直施設の店頭に並び、多くの消費者が購入する人気梨となっています。
この日は、家庭選果された梨を会員とJA職員らが更に選別した後、更に光糖度センサーで形状や着色などを選別され高品質な梨が箱詰めされました。
「幸水」は8月上旬~下旬に5,000ケース、「豊水」は9上旬~中旬に2,000ケースの出荷を見込んでいます。
写真=「幸水」を箱詰めする従業員