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TACお手柄 移植機導入でブロッコリーの栽培面積5倍・時間半減

2021.01.13

JAぎふのTACの提案を受け、羽島市の深耕ファームがブロッコリーの植付作業の労力を半減することで、作付面積50㌃から2.5㌶と5倍の面積拡大につながった。面積の更なる拡大も視野に入れる。

移植機による苗の植え付け作業

きっかけは同JAの丹羽朋成TAC(農家に出向く担当者)の「消費者からニーズのあるブロッコリーの栽培面積を拡大してみないか」という提案。

同社は、有機JAS米認証を受けるなど地域農業の発展に取り組んでいる。TACの提案を受け、クボタの全自動移植機を導入。移植機は、株間や植え付けの深さの微調整ができることで、高度な植え付けが可能となる。10㌃当たりの作業時間は運転者とサポートの2人体制で、約40分で植え付けが可能となった。

深耕ファームの山田和也代表は「植え付け作業時間は、以前に比べ約5割軽減できた。ブロッコリー栽培の面積の拡大を視野に入れる」と話した。同JAの丹羽TACは「担い手と支店との架け橋となり、生産者の農業所得の向上につなげていく」と話した。

同JAでは、TACが担い手や農家から聞き取った要望や課題の解決に向け、支店営農担当者と情報共有することで新規就農者の増加や栽培面積の拡大、品目拡大などの成果を上げている。

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