飛騨・美濃伝統野菜に認定されたギンナン「藤九郎（とうくろう）」と「久治（きゅうじ）」の２品種を生産・出荷する羽島市銀杏出荷組合の特産「羽島ぎんなん」が１１月中旬まで出荷されました。１０月７日には、羽島市下中町のＪＡぎふ下中カントリーエレベーターに隣接する集荷場で、初出荷にあわせて目揃え会を行い出荷基準の確認を行いました。

羽島市銀杏出荷組合では、23名の会員が個々に塩水選別を行った後、外観・重量・サイズ・乾燥状態などを厳しく選別し、検査を通過したものだけを「羽島ぎんなん」として出荷されます。特に「藤九郎」は粒が大きく美味で市場からの人気も高く、羽島市銀杏出荷組合が生産するギンナンの９割以上を占めています。東京、大阪、岐阜市場に向けて出荷され、進物として遠方からの問い合わせを多くいただいています。今年は、夏の長雨で例年より少ない出荷が予想されているが、味・品質は、良好に仕上がっています。

この日は、２０人の会員と、岐阜県農林事務所、ＪＡ全農岐阜、ＪＡが参加し、サンプルを使い選別方法などを確認し、ブランド力を上げ、喜ばれるギンナンの出荷を目指しています。