山県市の栗選果施設で9月28日、利平栗の出荷がピークを迎えました。「利平栗」発祥の地である山県市では、
早生品種「丹沢」や「ぽろたん」の出荷から始まり、メインの「利平」と「筑波」の出荷が10月中旬まで続きました。
山県市の栗栽培は大正時代に接木技術が普及、大桑地区を中心に本格的に栽培が広がった歴史ある産地。特に全国で栽培され、甘みが強く大粒で、「栗の王様」と言われる「利平栗」は、旧山県郡大桑村で作りだされた品種です。ブランド化を進める市やJAでは、剪定講習会を毎年欠かさず開き、厳選な選別で高品質な栗の提供に努めています。
生産者が朝収穫・選別した栗は、山県市大桑にあるJAぎふの栗選果施設に運び込まれ、選別作業が行われます。9月28日には「利平栗」200㌔が出荷されました。
写真=利平栗を選果する生産者