北方町にある県立岐阜農林高校の生徒が9月15日、校内にある圃場(ほじょう)で新品種「にじのきらめき」の稲刈りを行いました。
高温耐性を持ち、多収で良食味の米の新品種「にじのきらめき」を核に地域農業を未来につないでいこうと8月、農林高校とJAぎふ、北方町、北方町水田担い手協議会が連携協定を行い、地域農業の課題解決に向け取り組んでいます。
農林高校では2018年に行われた、「第9回全国農業高校お米甲子園」で特別優秀賞を受賞するなど優れた技術を持っています。「にじのきらめき」は新品種のため、栽培管理や知名度が低いなど多くの課題を抱えている。この課題を解決するため、2020年11月に行われるお米甲子園に「にじのきらめき」を出品することで、「おいしいお米」と認めてもらえるようにJAぎふとタッグを組み、受賞をめざします。
この日は同校流通科学科作物専攻の生徒14人が、55㌃の圃場を半日かけて収穫しました。