JAぎふは１２月２６日、岐阜市にあるJAぎふアグリパーク鈴ヶ坂で、有機農業の栽培から販売までの一連が学べる「有機農業スクール」を開校し、有機農業に興味のある地域の皆さまら２５人が参加しました。初回の講義は、販売農家をめざす方ならどなたでも無料で参加できるものです。２回目以降の講義は、初回に参加した受講者のなかから、有機農業で栽培した農産物をJAぎふの産直施設を中心に出荷する意向を示した方が有機農業スクールの生徒となります。

以前より農業者からは、「有機農業は労力がかかる」「価格転嫁ができない」などのさまざまな声を聞いている。そこで１０㌃のほ場で、有機農業で栽培した農産物を年間１４０品目出荷する岐阜県有機農業アドバイザーの福井博一氏から直接有機農業を学べる有機農業スクールを開校することにより、有機農業に挑戦しやすい環境を整えることを目的に企画されました。

この日は、福井氏による「有機栽培とは？」をテーマとした講義が行われました。講義終了後、２回目以降の募集を行った結果、１２人の希望者が名乗り出ました。

有機農業スクールは、2025年3月までに６講義が開催される予定です。

写真＝福井氏の講義を聞く希望者