JAぎふが開校した農業スクール「第３回 田んぼに おんさい‼」に通う親子１２組３３人が１０月２０日、岐阜市下土居にある産直施設「おんさい広場鷺山」に隣接する田んぼで稲刈り体験を行いました。

　この農業スクールは、慣行栽培から化学肥料・化学合成農薬を５割削減した特別栽培米基準で、地元の水稲栽培を担う下城田寺営農組合の強力のもと、親子らで「ハツシモ」を栽培しました。消費者に環境へ配慮した農業や生産者の顔が見える関係づくり、地場産農産物のおいしさを知ってもらえるきっかけづくりとして、６月に開校しました。

　今後は、稲刈りした米を乾燥・調整し、１２月に開催する「第４回 田んぼに おんさい‼」で収穫祭と題し、自分たちで握った新米のおにぎりや「おんさい鍋（豚汁）」を味わう予定です。なお、農業スクールに参加された方を対象に、その田んぼで収穫した新米「ハツシモ」5㌔をプレゼントします。

　この日は、下城田寺営農組合の杉本宜永組合長が手刈りのポイントについて説明した後、稲刈り体験などを行い、参加者は農業の楽しさと大変さを学びました。また前日には、「おんさい広場鷺山」で販売する地場産の旬な野菜をふんだんに使った「地消地産弁当」をふるまいました。