消費者と農業者の交流を通じた相互理解の促進をすることにより、環境に配慮して栽培された農畜産物が地域で消費できる地域社会の実現をめざすJAぎふは6月15日、化学肥料・化学農薬を慣行栽培から5割削減した特別栽培米基準の栽培体験ができる農業スクール「田んぼに おんさい‼」を「おんさい広場鷺山」に隣接する水田(面積25㌃)で開校しました。環境配慮や農業について興味のある親子ら21組60人が参加しました。
地球温暖化による異常気象により、農産物の収量・品質低下など、農業経営に深刻な影響を及ぼしています。農業分野については、化学肥料・化学農薬の製造・運搬のほか、地元農畜産物を他県に運搬するエネルギー(温室効果ガス)が多量に排出されています。そこで、農業者には環境に配慮した農業への理解、消費者には地元農蓄産物を購入する(地消地産・地産地消)ことへの理解を図ることで、温室効果ガスの節減につながる取り組みを展開していきます。
この日は、地元で水稲栽培を担う下城田寺営農組合の協力のもと、参加者が「ハツシモ」の苗を丁寧に植えました。